ubuntu8.04は本当に便利

ubuntu8.04を久しぶりに(仮想マシンとしてではなく)実機に導入して驚いたのは、NTFSへの対応がデフォルトで有効になっていること。従来だと、ほとんどのディストリビューションでは、読取り専用マウントのみ、また多くの場合によってはカーネルを再構築して有効化しないといけなかったように思う。NTFS-3Gなども手を出してみたがナニがナンだか、僕のようなヘタレLinuxerには判らんかったのである。
NTFSが自由自在に触れる。これは大きい。どうしてWindowsを潰せないマシンがあるかというと、「信長の野望 天下創世」が入っているとか、あるいはたま〜にスゴ録がいっぱいの時に併用するGV-MVPが入っているとか、そんな関係で大容量のファイルサーバー役も兼ねているとか、ま、ロクな理由ではない。でも僕にとっては切実な理由である。
ところが今後は、ubuntuデュアルブートしても「Sambaでファイルは読み書きできる」のだから、安心して普段(信長やらないとき、録画をしないとき)は、ubuntuを起動すればいいのである。勢い余って、Plamo4.22マシンも、ubuntu8.04のデュアルにしちゃった。我が家のホームネットワークはubuntu2台、Plamo1台、Win2003が1台(VMwarePlayer専用)という勢力図になった。(通常電源を入れているもののみ)

SB-PCI-90というたいへんお気に入りのサウンドカードを、光接続で鳴らしているのが、まだLinuxからは使えないが……そのうち何とかなるだろう。

ところで、Linux側からWindowsネットワークにアクセスする際、いつも同じミスをする。我ながら馬鹿だなぁと思うので、自分のためにメモする。
まず、最初いつも、こう打っちゃう。


mount -t smbfs //sycom/mnt /mnt/Samba/SYCOM/mnt/
(1) ↑sudoを忘れてる
Plamoその他では、su - するのが習慣と化していたので、どうもなじめない。慌てて頭にsudoをつける。

sudo mount -t smbfs //sycom/mnt /mnt/Samba/SYCOM/mnt/
(2) ↑解決できないWindowsホスト名を書いちゃってる
DHCPとは言え、ほぼ毎日使っている関係で、そうそうIPアドレスが変わることもないので、ま、hostsに書くなどしちゃってもいいのかも知れないが…
というか、アドレスが変わる・変わらない以前に、この男は自分のマシンのIPアドレスを暗記できない。毎回同じコマンドを打つ。

net lookup sycom
このコマンドを覚えただけでもまだ上出来なのだ。今までは、わざわざWindowsマシンに切替えてipconfig /allして調べていたのだから。

sudo mount -t smbfs //192.168.0.169/mnt /mnt/Samba/SYCOM/mnt/
(3) ↑Permission deniedと言われるまで、オプション指定漏れに気付かない
ユーザー名を指定していなかった!…しかしここでさらにもう一個忘れていることに、この男は気づいていない…

sudo mount -t smbfs -o username=hotsuma //192.168.0.169/mnt /mnt/Samba/SYCOM/mnt/
(4) ↑mountできて安心して使い始める……がファイル名の文字化けを見て、やっともう一つの指定漏れに気付く
「あっ!化けてる!またやってしまったかッ!!」
ということで「前にも同じことを……いやその前も……」とぼやきながら、ようやくこう打つ。

sudo mount -t smbfs -o username=hotsuma,iocharset=utf8,rw //192.168.0.169/mnt /mnt/Samba/SYCOM/mnt/
これでようやく使えるようになる。せめてスクリプトにでもしておくとか、CTRL-Rなどでhistoryから呼び出すとかすればいいのに、
「いや、LPIC合格のためには、手でコマンドを打つ習慣を付けた方がいいのだ」
とこの男は信じている。そして、毎回毎回、同じミスを、同じ順番で、同じ個数繰り返し続ける……