暇!

おふくろはがん手術後どうも体調が安定しないため、入院と退院を繰り返している。しかしゴールデンウィークぐらいは、ということで外泊となった。ただ、あまり遠出は無理なので、茶飲み話の相手をしている。

ひとりにしておくのも心配だし。
というわけで、僕自身も巣ごもり状態である。

たまにパソコンに向かうと、『信長の野望烈風伝』調整ツールというのを試したり、先日ダウンロードで購入した『Wizardry戦闘の監獄』をチマチマ進めたりする。それ以外は、茶の間でおふくろの話に相槌を打ちながら、iPhoneをいじっている。(*1)

いまさらながら、価格も安定してきたということで、KORG DS-10Plusも買ってみた。そのためにDSiも買った。昔自分が作った曲を打ち込もうとして四苦八苦している。というのも、DS-10は、パターンをループさせてノリを探すのにはもってこいだが、和音を打ち込むのが難しい。ドラムをメロに利用しても最大6和音だし。このガジェットは、どちらかというと、和音と言うより、和音風に厚めにエフェクトをかけた単音を利用して聴かせるのが本道と思われる。

さて、このシンセソフト開発を中心になって進めたのは佐野電磁さんである。

ちょっと話を逸らすが、あまりに暇な連休なので、百均でCD収納袋を大量に買ってきて、整理をしてみた。15袋ぐらい使った。最近はほとんど買わなかったつもりだが、結構あるので驚いた。

その中で久しぶりに掘り出したのが、ナムコゲームミュージックもの。バーニングフォースなんて、ゲーム自体やったこともないのになぜか持ってる。昔、PC-9801全盛期にFMPという音楽作成・演奏フリーソフトがあって、Guuさんというひとが作った同名の曲カバーがすご〜くカッコよかったので、探して買ったのである。はっきり言って、原曲より、FMPカバーの方がはるかに良かった。

さて、ナムコの同シリーズで昔良く聞いたのが、リッジレーサー2とレイブレーサーである。僕は、それぞれのCDのマイフェイバリット曲を密かに決めていたのだが、今回数年ぶりによ〜くライナーを見てみたら、どちらも佐野電磁さんの曲であった。ナイスです! 個人的打ちのめされていた30歳頃の僕は、よく、このキレイ系トランスに心を委ねて、つり革にぶら下がり、車窓を眺めていたのだった。久しぶりに思い出して聴いてみたら、やっぱりいい曲だった。

実はこれも僕は最近気づいたのだが、O.M.Yにも、電磁さんが参加していたのだった。O.M.Yとは、知る人ぞ知るYMOパロのバンドである。

O.M.Y、ベスト盤は買ったものの、すごく馬鹿にしていたのだが(失礼)、そう思い直して聴き直してみるとなかなかいい!ナイスっす!

というわけで、流されやすい僕であった。
では、またおふくろの買い物に付き合って近所を歩いてくる…

(*1)補足

調整ツールの作者に感謝。『烈風伝』もずいぶん古いゲームだが、今だに好きなひとがこんなに多いというのも嬉しい。僕などは、最近のワイド型ディスプレイを買った時、最初に『これなら烈風伝でマップ全体の見渡しが良くなる…』と思ったぐらいだ。10年前のゲームで、ここまで新鮮な気持ちでプレイができるのも幸せである。

『Wiz戦闘の監獄』、キーボード操作になれると最高!ファミコン時代は、コントローラが最高と思っていたが、もう戻れない。iPhone用のWizクローン『SORCEROR』も試したが、あんな操作性にはたえきれず、買い物もロクにできない。マーフィー商店ってネーミングも狙いすぎ。