NHKの報道について

NHK『米有力紙 尖閣問題は棚上げすべき』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130127/t10015088931000.html

この記事は、ワシントン・ポストの社説と、創価学会党代表が中国の習近平総書記と会談した際の「棚上げ」発言を、故意に併記で扱っている。つまり、明記こそしないが、「棚上げ発言を、アメリカ有力紙も支持しているぞ」と関連付けたいのである。

念のためワシントンポストのサイトを確認すると、次の記事に行き当たる。私の英語力では、コレ、「社説」なのかどうかよくわからんのだが。

『Japan, China struggle to curb tensions』
http://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/japan-china-struggle-to-curb-tensions/2013/01/21/62e8fe42-63f9-11e2-9e1b-07db1d2ccd5b_story.html


これを読むと「棚上げ」が誤訳とまでは言わないが、「あまりアツくならない方がいいゼ、お二人さん(日本と中国)」というニュアンスに読める。故意に「棚上げ」という語を持ち出して、二つの事象を結び付けようとしていると疑われても仕方ないだろう。

こういう事実と紛らわしい手法を『印象操作』と呼ぶ。テレビ朝日朝日新聞は現在、知能程度が低い犬が要職にあるらしく、明らかな誤報や意図丸出しのキャンペーンを打って自滅してくれるから、あまり国家の害にはならなくなってきた。NHKは、”日台戦争”のようなヘマをやらかして馬脚を現す間抜けぶりも見せるが、こういう変化球を時々投げてくるので、心ある国民は、こまめにチェックし続ける必要があるだろう。