VHSビデオ

まだ愛用している。PCやHDDレコーダで録ると、編集しなきゃ、と強迫観念にかられて、逆にうっとうしいのである。VHSは、どうせ画質なんか追求していない仕事場の14インチテレビで見るには十分すぎる画質、かつ、十分に長く録れる。ウチのHDDレコーダで6時間も録ったらDVDの容量の関係で面倒なことになる。

さて、以前録ったVHSを引っ張り出して埃を払い、BGV代わりにかけていたら、「NHKスペシャル 阪神を変えた男 星野仙一」というのが出てきた。それで驚いて見ていたらさらに続けて、サンデープロジェクトに出演する星野監督が写っていた。まだ紳助が司会をしていた頃のサンデープロジェクトである。

これ見て驚いたが、星野監督は、この頃から本当に同じことをしているのである。「これが私のやり方」とうそぶいていたのは、どうやら本当ではないのだろうか? 例えば優勝した年の阪神、最初の巨人戦を7対1でリードした9回ツーアウトから、一気に追いつかれて延長になり、ようやく引き分け、という情けない試合があったのだ。このとき、星野監督は自らマウンドに行き、てっきり投手交代と思ったら、そのまま藤川を続投させている。