爪もみ療法

恥ずかしながら、ぼくには子供の頃からの妙な癖があり、それが、大学生ぐらいの頃からますますひどくなり、未だに抜けない。その癖とは、指と指を、爪の根元のところでこすり合わせ「いた気持ちいい」感じを得る、という癖である。

このせいで、指の該当箇所の皮膚が、軽く角質化するぐらい、癖が抜けない。

ところが、今日「爪もみ療法」というのがあることを知った。この療法は反対側の手でもむことになっているが、ぼくは片手でやるのだ。しかし、ここに示された「ツボ」は、まさに、年がら年中、ぼくの手が、半ば無意識の快感を求めて刺激を与えている、正にその場所だったのだ。

ふーん。