C Magazineのバックナンバーをふと読む

「特集 正規表現のすすめ」につられて買った、1993年3月号が手元にある。
そう、当時ぼくは、SEDAWKPerlで頭がいっぱいだったから。
いま、ふと読み返してみて、「エレガンスの追求」という記事にとても感動してしまい、マーカーを引きながら、1時間かけて味読してしまった。

目新しいことは何もないのだが(いやそれすらも、自分の思い上がりかも知れないが)、今まで自分が考え、実践したことが、正にここに理論化されている、しかも、まだ駆け出しのシステム屋だった自分が、訳もわからぬまま買った13年前の雑誌に、既に、しっかり書かれていた、ということに感動した。

何ものも色褪せていない。それどころか、むしろ、ますます光を放つ。

いや、そもそも、40を超えて、こんな記事に感動できるということに、感動した。