『召集令状』小松左京（角川文庫）

京王線分倍河原の古本屋で発見。
最近、古本屋に行くたびに小松左京の角川文庫を探す。
それも、背中が緑色で、表紙イラストが生頼範義のやつを探している。
しかし、見つからないんですよね…

ちなみに、古本屋のサイトはだいたいチェックしている。
先日は、紀伊国屋BookWebで扱っていることに気づき、大量ゲットした。
しかし、高いんですよ、紀伊国屋の古本は。原価より高いのがあったよ。ボロボロだし…でも、入手困難な文庫が、まとめてゲットできることは評価したい。

なお、角川文庫の表紙イラストは、時期によってよく変わる。
ぼくの記憶でも、例えば平井和正の「幻魔大戦」なんかも、アニメ映画化した当時は、生頼範義版が、大友克洋版に変わり、入り乱れて売っていた。

さらに複雑なことだが、例えば小松左京の角川文庫は、同じ生頼範義でも、バージョン違いがあるのだ。コミカルなイラストが、シリアルかつ重厚なイラストに差し替えられたのを覚えている。これをすべて網羅するのもぼくの夢なのだ。

古本屋サイトでは、こんなバージョン違いはおろか、「表紙の絵の作者は誰か」すら情報として扱ってないから、買ってみて、届いてから初めて気づくしかない。

だからぼくなど、同じ小松左京の文庫本を何冊も買っている…

それはそうと、最近、どの古本屋行っても、小松左京の角川文庫は、「雑学おもしろ百科」しかない。